第13回 『「マツロワヌモノタチ」の組織ってどんな感じなの?(パート1)』

「本日は、そろそろ本格的なデビューを迎える2人に、ちょっとした講義を行うぜ」
「おぉ~」(パチパチパチ)
「わぁ~」(パチパチパチ)
「へへっ、いつものオッチャンとは違って、今日は厳しいから覚悟するんだぜ」
「いや、そういうのいいから」
「早くはじめて欲しいの」
「お、おおう、ずいぶんと厳しいじゃねえの。
現代っ子は、恐ろしいぜ……」
「じゃあ、まずは基本的なことだが、マツロワヌモノは日本に何人くらいいると思う?」
「2億くらい?」
「人口越えちゃってるよ!?」
「じゃあ、50人?」
「すっくない。お前たちの知り合いだけでも20人くらいいるだろうに」
「答えは?」
「情報部が把握しているだけで日本全国で7000人より少し多いくらいだ」
「うーん、少ないの……かな?」
「よくわからないね」
「中でも俺やジュニア、お前らの父ちゃんたちみたいな、異形とガッツリ戦えるのは3000人くらいだな」
「そっか、お兄ちゃんたちは珍しいんだ」
「ミディアムレアだな」
「ミディアムはいらねえよ。レアだよ。なんで急にステーキの話題になってるんだよ」
「まあ、珍しいって意味じゃあ、お前らもその中の2人になるんだぜ?」
「うーん、まわりがそうだから、なんかピンとこないよな?」
「こないよね」
「でだ。その人数で日本全国1億2000万人以上をカバーしようと思うと、色々と無理がある」
「1人で1万人以上をフォローする計算になるからな……ようするにチョー大変だ」
「ブラック企業?」
「マジでよぉ、そういう言葉をよく知ってるな?」
「まあ、そうならねぇためにも、手伝ってくれる人が必要になるわけだ」
「知ってる、協力者ってやつだろ?」
「正解だ。文字通り協力してくれる人や組織だな。どんな内容でどれくらい手伝ってくれるのかは、それぞれだ」
「ところで、一番大きな協力者って誰か知ってるか?」
「お相撲さん?」
「バスケットの選手?」
「そっちの大きいじゃねえな。規模の話だ。
国だよ、日本の政府ってやつだ」
「おぉ~、何かよく分かんないけど、カッコイイかも」
所属するマツロワヌモノの総数は7000人強です。
また、その数倍にも及ぶ協力者が存在します

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